2018-03-28 第196回国会 参議院 予算委員会 第15号
若しくは、高齢者イコール弱者と、こういう考え方も、例えば金融資産の七割は六十五歳以上の方が持っておられるということを考えれば、少なくとも経済的には高齢者は弱者と呼ぶには相当無理があるんじゃないかという考え方を私は持っております。 また、人工知能により、オックスフォード大学の研究によりますと、二十年後には今の仕事の半分がなくなるというような研究がある。
若しくは、高齢者イコール弱者と、こういう考え方も、例えば金融資産の七割は六十五歳以上の方が持っておられるということを考えれば、少なくとも経済的には高齢者は弱者と呼ぶには相当無理があるんじゃないかという考え方を私は持っております。 また、人工知能により、オックスフォード大学の研究によりますと、二十年後には今の仕事の半分がなくなるというような研究がある。
保険制度というのは、これは自己責任を基礎としながら、相互扶助によって支え合うという形で給付と負担との関係を明らかにしていこうということですから、大臣がおっしゃられたような高齢者イコール弱者と見るのではなくて、一人一人の能力に合わせてというのは、基本的には私もそのスタンスは正しいと思いますし、そういう方向に進めていくべきだと思うんです。
もちろん、経済力の弱い高齢者への配慮は必要ですけれども、高齢者イコール弱者ととらえることは望ましくありませんし、現実的でもありません。 それから、第三です。年金の保険料ですとか税負担が重くなる中で、現役世代はこれから自分の老後に向けて貯蓄を行ってまいります。したがって、これから必要となる税制上の措置は、高齢者に対してではなく、むしろ若い層です。